従来のシミ・肝斑治療ではナノ秒レーザーを使用して熱エネルギーによってメラニン色素を破壊していました。それに対しピコ秒レーザーでは衝撃波によってメラニン色素を砕くため、より細かくメラニン色素を破壊でき、また周囲の肌組織にダメージを与えることなく治療が可能です。

そのため角層バリア機能の保護から、表皮・真皮までの皮膚全層を健康的にきれいにしていくカスタマイズ治療が可能です。

ピコトーニングは、低出力でレーザーを顔全体に均一に照射する治療ます。メラニン色素を少しずつ分解して顔全体のシミ、肝斑、くすみを薄くしていきます。回数を重ねることでお顔全体がトーンアップしていきます。

ピコレーザーは衝撃波で周囲の組織へのダメージが少ない肌に優しいレーザー治療といえます。通常高出力のレーザーを当ててしまうと、悪化してしまう肝斑のような薄いシミを徐々に薄くしていくことができます。他の肝斑治療を行っても改善が見られなかった方におすすめです。 

【推奨ペース】　2週間～1ヶ月ごとに5～10回の施術がおすすめです。

波長の長いピコトーニング治療では、皮膚の深いところにある肝斑にまでレーザーを届けることができ、またピコレーザーは熱によるダメージが少ないため、肝斑の治療にもお薦めです。

ピンポイントでのシミ治療です。532nmの波長をピコ秒（1兆分の1秒）で気になる部分にピンポイントにスポット照射し、メラニン色素を衝撃波で粉砕するため、1回で高い効果を得られます。 ピコスポット照射は非常に熱ダメージが少なく、炎症後色素沈着が起こりにくいことが特徴です。 濃いシミだけではなく、薄いシミにも高い効果が期待でき、ADM（真皮メラノサイトーシス）、雀卵斑などの治療も可能です。

ルビーフラクショナルは、血管にダメージを与えずメラニン色素だけを選択的に破壊することができます。デバイスとしてはQ-スイッチルビーレーザーでありながら、9 ㎜×9㎜の照射野に66ドット（1ドットの直径が0.5㎜）のフラクショナル状に照射することで過度な熱損傷を抑えることができます。またパルス幅がナノ秒発振であるため、照射部位には熱により確実なメラニンの破壊が可能であり、薄いシミにも効果的です。ルビーレーザーとピコレーザーを組み合わせることでシミやアザ、ADMにより効果的です。